お米とは【About rice】
和食での主食といえばお米(おこめ)です。
お米は、植物の稲(イネ)からとれる種子の総称であり食物でもあります。
稲を栽培することを稲作(いなさく)と言いますが、水田に稲の苗を植えます。
稲作は、朝と夜の寒暖差で栽培されるとお米がより美味しくなります。
さらにお米を分類すると、イネの実から殻を除いたものを玄米、玄米をさらに処理したものを白米といいます。
食材でのお米は一般的に、白米を指します。
お米に適量の水を加え炊いたものを「ごはん」といいます。漢字では「ご飯」と書きますが、漢字一文字で「飯(めし)」ともいいます。
「ごはん」は、単に食事をすることを指す場合もあり、朝食を朝ごはん、昼食を昼ごはん、夕食を晩ご飯ともいいます。
新米【New rice】
秋は新米(しんまい)の季節です。
新米とは、お米の種をまき、田植えをした年に収穫したお米を指します。12月31日までに出荷したお米が対象となります。
おいしいご飯の炊き方【Cook how delicious rice】
国産米を食べるなら、絶対知っておきたい美味しいお米の炊き方です。
お米の洗浄【Wash rice】
お米を計量してから、ぬか及びゴミなどを取り除くために、お米を洗います。
水をたっぷり入れてすばやく軽くかきまわし、上水を流してまた水を入れてかき回しすことを2~3回程度繰り返します。
水を入れたら、すぐにかき回してすぐに水を捨てるのがポイントです。
理由は、お米は最初の水をよく吸収するからです。
また、ゴシゴシ洗うようにするのではなく、軽くかき回すことによってお米が割れることを防ぎます。
無洗米【pre-washed rice】
無洗米(むせんまい)は、近年、炊飯する際にお米を洗わずに浸水できるとして流通しているお米です。
時間短縮として、忙しい主婦には大助かりな商品です。少々割高の場合もありますが、「時は金なり」と考えればよいでしょう。
お米を研ぐ【Sharpen rice】
お米の洗浄後、お米を研ぐという作業をします。
水をできるだけ流し、お米だけにします。
手に力を入れ過ぎずに、優しい手つきでかき回してください。
お米同士が磨き合うようなイメージでかき回すのが理想で、強い力で米粒を傷めないように注意してください。
20秒程度研いだら、水を入れて、すすぎ流します。この時、白濁した水になりますが、これを研ぎ汁といいます。
この工程を2回程度行うと、水が濁らずにキレイな状態に仕上がります。
最後にお米の分量分の水を注いでください。
米を炊く【Cook rice】
米を炊く工程は、全自動の炊飯器がある場合は、炊飯器に入れて蓋をし、好みの炊きあがりに調整してボタンを押すだけです。今の炊飯器は浸水時間などもあらかじめ調整してくれるので、大変便利です。
全自動の炊飯器がない場合は、鍋でもお米を炊くことができます。
お鍋でお米を炊く場合、洗米後は30分程度は浸水が必要です。
その後、強火の火にかけ沸騰させます。沸騰時間は、7分~8分程度です。
次に沸騰を保たせるのですが、中火に変更してから約5分程度を目安として保持します。
最後に火を弱火にしてから10分程度蒸し煮の状態にします。
火をとめ、15分程度蒸らすとおいしいご飯ができあがります。
ポイントは、お米の対流がうまくできてるとべたつきがなく、美味しく炊けます。蒸らし終わった後に蓋を開けてみると、お米の粒が立った状態のものが美味しいとされています。
炊飯に必要なもの【Need to cooking】
お米【Rice】
【ノーブランド品】平成27年産 神子原産米 白米 (コシヒカリ10kg)
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【祝 日本遺産 認定】【 精白米 】 熊本県 菊池産 ヒノヒカリ 27kg 9年連続特A受賞 平成28年産 阿蘇天然水育ち 残留農ゼロ 産地直送 【 熊本地震 復興】
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炊飯器【Rice cooker】
象印 IH炊飯器 極め炊き 5.5合 ブラウン NP-VN10-TA
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パナソニック Wおどり炊き スチーム&可変圧力IHジャー炊飯機 1.0L 0.5~5.5合 スノークリスタルホワイト SR-SPX105-W
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水【Water】
天然水(軟水)との相性がよいので、浄水か市販のお水が美味しく炊けるコツです。
[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱
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包装米飯【Pack rice】
包装米飯(ほうそうべいはん)は、パックご飯やパックライスなどと呼ばれおり、予め炊飯して密閉容器に封入し、販売している長期保存ができるごはんです。
富山県北アルプスの天然水仕立て ふんわりごはん 200gx48個 2ケース
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お米の種類【Types of rice】
お米には種類があります。精米する段階での種類と、栽培された地域でお米の特性が異なり、ブランド米となります。
ブランド米には、格付けがされており、毎年2月に食味試験が開催され、「味」「香り」「硬さ」「粘り」「外観」「総合評価」で評価されます。評価の高い順に特A、A、A’、B、B’の5段階で表示されます。
精米【Polished rice】
お米は精米方法によって「玄米」と「白米」の大きく2つに分けられます。
玄米【Brown rice】
玄米(げんまい)は、籾から籾殻だけをとったものを玄米といい、「ぬか」と「胚芽」は残ている状態です。玄米は通常、精米前の状態で販売されます。精米することで外皮層や胚が取り除かれ、白米が得られますが、玄米はそのままの形で食べられます。
玄米は栄養価が高いことで知られています。その理由は、米粒の外側にある胚芽や胚にはビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質などが豊富に含まれており、これらの栄養素は白米の精製過程でほとんど失われてしまうからです。そのため、玄米は健康的な食事の一部として推奨されることがあります。
ただし、玄米は白米に比べて硬い食感があり、独特の香りや味わいを持っています。そのため、好みが分かれることもあります。しかし、玄米を食べることで多くの栄養素を摂取できるため、健康を意識する人々にとっては重要な食材の一つです。
金芽ロウカット玄米(無洗米) 8kg【2kg×4】 白米感覚で食べる玄米 話題のLPS(リポポリサッカライド)も豊富
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白米【White rice】
玄米から「ぬか」と「胚芽」を取り除いたのが白米です。栄養価は玄米の方が高いですが、美味しさは白米というのが一般的です。
金芽米【Gold bud rice】
東洋ライス株式会社が開発した、特殊な精米方法のお米です。金芽米は白米以上においしいのに、玄米の栄養をもつお米です。
通常のお米と比べて食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富です。カロリーが10%程度低いため、ヘルシーなお米でもあります。
玄米と白米の間に、亜糊粉層(あこふんそう)という美味しくて栄養成分の多い部分があります。
0.001ミリという薄さのためにこれまで精米ではのこすことができませんでしたが、金芽米は亜糊粉層を残したお米です。
金芽米(無洗米)ベストセレクト 10kg【5kg×2袋】
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無洗米【wash-free rice】
白米は洗わないと炊飯した時にぬか臭くなってしまうのが常識でした。その原因は、白米にわずかに付着した「肌ぬか」というもので、無洗米は、「肌ぬか」がない状態にしたお米です。
お米の品種【Rice varieties】
こしひかり【Koshihikari】
生産量日本一を誇る日本を代表するお米ブランドです。もっちりした粘りが強い食感で、炊飯後に冷めても甘みがある品種です。
1944年新潟県農事試験場で研究が開始され、戦時中の混乱で研究が頓挫されましたが、1948年に福井県農試験場で新しいお米の品種が誕生、新潟県が新品種の名づけ親となり越前の福井越後の新潟2つの越の国に光り輝くという意味でコシヒカリと名づけられました。コシヒカリは魚沼産コシヒカリが有名ですが、様々な産地から生産されています。
【精米】 新潟県産 白米 コシヒカリ 10kg(5kg×2袋)新潟辰巳屋 (産地直送米)28年産
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ササニシキ【Sasanishiki】
1953年に宮城県古川農業試験場で誕生したコシヒカリとともに有名な品種のお米です。コシヒカリと比較すると粘りが少なく、あっさりとした食感で特にお寿司によくあうことで流通量もコシヒカリに次ぐ生産量でしたが、徐々に生産量が減り一部の地域で少量つくられているだけとなっているようです。
宮城県産ササニシキ 10kg(5kg×2) 平成28年産
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あきたこまち【Akitakomachi】
1984年に秋田県で開発された日本を代表する品種のお米です。コシヒカリの品種改良のため、もちもちとした粘りのある食感で、粘りがあるためおにぎりなど冷めてもおいしいお米です。
【精米】秋田県産 無洗米 あきたこまち 平成28年産 5kg
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紫黒米【Purple rice】
紫黒米(しこくまい)は、弥生時代から食べられている古代米で、米の表面が黒色に見えるのですが、色素にポリフェノールが含まれていますので、食べることによって活性酸素の除去に効果的です。
[ 平成29年産 ]富山県産 古代米 : 黒米 (紫黒米) / 5kg(チャック付パック) 生産者直販のおいしい健康食!
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味付けご飯【Seasoned rice】
味付けご飯には、多くの種類があり、炊きあがってから調味するご飯と調味してから炊き込む場合があります。代表的な味付けご飯の種類ですが、実際にはさまざまな味付け方法があります。場所や季節によっても、地域ごとに独自の味付けご飯が存在します。
炊き込みごはんの種類【Cooked kind of rice】
炊き込みご飯は、調味料や具材により炊き方が異なります。水分を多く含む具材の場合は、その水分量を計算に入れて水の量をあらかじめ調整します。
貝類を炊き込むのは炊き上がりに磯の香りがして食欲をそそりますが、例えばアサリの水分を計算する必要があります。
まつたけご飯【Matsutake mushroom rice】
まつたけはキノコの王様であり、まつたけを炊き込んだご飯も高級なご飯として有名です。
五目ご飯【Gomoku rice】
五目ご飯は、具材として五種類の具を使ったご飯です。代表的な具材には、鶏肉、干ししいたけ、人参、竹の子、グリーンピースなどがあります。
梅ご飯【Gomoku rice】
梅干しを使って酸味と塩気を加えたご飯です。梅干しの酸味がご飯に爽やかな風味を与えます。
鮭ご飯【Gomoku rice】
焼いたり蒸したりした鮭をご飯に混ぜ込んだものです。鮭の旨みがご飯に広がります。
塩昆布ご飯【Salted kelp rice】
昆布の旨みと塩味を加えたご飯です。昆布の風味が豊かな塩味ご飯です。
炊き込みご飯【Cooked rice】
野菜や肉、魚などを一緒に炊き込んだご飯です。具材によって様々なバリエーションがあります。
栗ごはん【Chestnut rice】
生栗は皮をむきにくいので、鬼皮に包丁で切れ目を入れ、網の上でころがして焼き、鬼皮と渋皮をむいてごはんに炊き込むと風味もよくなります。