こけしとは【Cold sympathy】
こけしは、人形玩具として誕生した木を削り出して作る日本の伝統工芸品です。特に北東部の岩手県や福島県で有名です。
こけしの形状は、大きく分けて頭と胴体に別れ、球形の頭部と円柱の胴というシンプルな作りです。
球形の頭部には、髪型や顔が描かれており、円柱の胴には着物などが描かれています。伝統的には、地元の職人が手作りで作られ、独特の装飾やデザインが施されています。
こけしには大きく分けて2つに分類されます。
伝統を受け継いで作られたものを「伝統こけし」と呼び、伝統こけしを現代風にアレンジしたものを「新型こけし」として大別しています。
新型こけしは、全国の観光地で売られるようになり、個性的で斬新なものが目立ちます。
工芸品 海外向け おみやげ 手作り こけし 宮川邦夫作 夕づる
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こけし さくら C257
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こけしの由来【Origin of kokeshi】
こけしが作られるようになったのは、江戸時代末期頃からで、東北地方の温泉地が発祥と言われています。
子どもの玩具として売られ、また土産物としてもよく販売されました。
こけしの種類数【Number of types of kokeshi】
1位 宮城県 4系統(弥治郎系 遠刈田系 鳴子系 作並系)
2位 山形県 3系統(肘折系 山形系 蔵王系)
3位 青森県・岩手県・秋田県・福島県 1系統ずつ
東北地方で様々な種類が生まれたこけしですが、こけし系統を覚えるための歌がありましたのでご紹介します。
弥治郎系【Yajiro】
宮城県白石市で生産されているの弥治郎(やじろう)系こけしは、差し込み式の頭は比較的大きく、ベレー帽のような多色のろくろ模様が特長です。
胴体には、女性の象徴である「くびれ」があり、ろくろ模様の上に、衿や裾がシンプルに描かれています。
こけし関連イベント【Kokeshi doll event】
全日本こけしコンクール【All Japan Kokeshi Contest】
全日本こけしコンクールは、こけし作り職人が技を競う日本最大のこけしの祭典です。
全国各地からさまざまなこけしが出展されます。コンクールでしか見られないこけしもあり、多くのこけしファンが集まります。
全日本こけしコンクールはコチラ