熊野古道とは【About Kumano Kodo】
熊野古道(くまのこどう)とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に通じる参詣道の総称です。
全長約600kmに及ぶ古道は、主に「紀伊路」「小辺路」「中辺路」「大辺路」「伊勢路」を指し、紀伊路以外のルートが三重、和歌山、奈良にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年に世界遺産に登録されています。
熊野三山すべて制覇するには50km~60kmぐらい計4日ぐらいかかるそうです。
熊野古道には複数のスタート地点があります。それぞれ楽しみ方がありますので、1つのコースに限らず全てを制覇したいものです。
2016年10月24日、ユネスコの世界遺産委員会は、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に近年の調査で特定された参道を追加認定。追加対象は、和歌山県内の約40kmの道筋で登録済みの参詣道との合計は約350kmにもなります。
熊野本宮大社【Kumano Hongu Taisha】
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は和歌山県田辺市本宮町本宮にある神社です。
熊野三山の一つ。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神とします。
発心門王子~熊野本宮大社
発心門王子をスタート地点とするコースは、歩きやすい人気のコースです。
熊野本宮大社の聖域とされ、杉の木に囲まれた参詣道で、風情ある自然の中を歩きます。
2時間程度で熊野本宮大社に到着します。
発心門王子(ほっしんもんおうじ)は、和歌山県田辺市本宮町の神社旧蹟です。
九十九王子の中でも、五体王子のひとつにかぞえられています。
王子とは、熊野の神々の御子神が祀られている場所のことです。
「発心門王子」「水呑王子」「伏拝王子」「祓戸王子」「熊野本宮大社」
別ルートですが「天空の郷」と呼ばれる果無集落という清々しい景色の場所があります。
熊野那智大社【Nachi Kumano Taisha】
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は、1700年の歴史を誇る和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社です。
熊野三山の一つで、熊野夫須美大神を主祭神とします。かつては那智神社、熊野夫須美神社、熊野那智神社などと名乗っていました。
熊野速玉大社【Kumano Hayatama Taisha】
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は、和歌山県新宮市新宮1にある神社です。
熊野三山の一つ。熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神としています。